2014/04/06 Category : 記録 にんじんの葉のブーケ? 雨が降ったり晴れたり、風が強かったり気温が一桁台に戻ったり。 ここ2、3日あまのじゃくな天気が続いています。 皆さんの地域ではいかがですか? 今日も、畑仕事をしようとするも突然の雨で中断したりしてのんびりな進捗。 気分転換に、近くにつくしが密生しているところでつくしを摘みに行くと 通りかかったおじさんが、 「この辺は除草剤撒いとるけん、このつくしは食べんほうがええかもしれんぞ~。 ほら~、あの辺(の草)はもう色が黄色くなりよろう?」 と、親切に教えてくれました。 あらぁ、確かに端の方の草が黄色に変色しだしている。 でも、スギナとつくしは影響を受けることなく逞しく生えまくっている・・・。 そっかぁ、食べられなくて残念>< と。はたと、 ” 除草剤を撒いたら、その植物が食べられなくなると感じているのに、 なぜ皆、除草剤を使うことに疑問を持たないのだろう ” と、冷静に考えてしまいました。 最近、我が家では野草ブームでして、畑に生えている雑草と呼ばれてしまう野草について 言及したり、実際食べてみたりしているわけなんですが、道端に生えている野草は、 本当、食料になるものが多いんですよね。特に春先は、ほんのり苦みのある野菜(野草?)が たくさんあるので、宝の山のようです^^; でも。除草剤を撒いたら、たちまち”毒の草”になってしまうんですね。。。 畑の中の、自分が種を蒔いた作物以外は、邪魔もの扱い。 道ばたに生えている”雑草”も、茹でたり揚げたり炒めたりして食べられたり、 薬として使えたりするのにね。 確かに、外来種も増えている昨今ですし、増えては困る草も、あるのはあるんですが。 除草しないと、管理は大変(むしろ追い付かない)なのも事実で、うちは撒かないため、 周りの皆さんにもご心配おかけしているという部分では、申し訳ないのですが^^; ただ、単純に、食べられる草が人が手をかけた結果、食べられない草になるというのが 気持ち悪い話だなと思うのです。 そんなような事を考えながら、昼下がり、何とか天気も安定してきたので、 にんじんの畝の草引きをしました。 畝、といっても、マルチを敷いているので、穴の隙間から出てくる草を取る作業になります。 これが、実にバラエティ豊かで、全然他の草が生えていないものもあれば、何種類ものにんじん葉以外の草が共生しているものもあったりして、その姿はまるでブーケのよう。 ↑ どれがにんじんの葉かお分かりですか?^^ イタリアンパセリより細かいギザギザの葉が にんじんの葉です。このブーケは、クローバー仕立て^^ ↑ いや~、かなりの勢いで ”雑草”が主張してます(笑。にんじんがすごい端っこに追いやられてる^^; この畑の草は、安心してここで生えていられる。 そう思うと、何だか”雑草”が微笑ましく見えてきます。 もちろん、にんじんの成長の阻害をしてしまうので、この子達は引っこ抜かれる運命ですが、 これを引っこ抜いても、周りにファミリーがた~~っくさん、 もうええっちゅうくらい生えてますのでm(_ _)m<堪忍 わたし農園では、除草剤、化成肥料は一切使用していません。 柑橘、及びほとんどの野菜については、栽培期間中の化学農薬不使用ですが、 一部の野菜で例外的に定植後、1~2回農薬を散布することがあります。 まだまだ実験段階で、そのような処置をすることもありますが、ご留意下さいましたら幸いです。 (農薬の話については、また別の機会に・・・) 愛媛の野菜、みかん販売中~。詳しくは上記[ご注文/お問い合わせ]にて^^ [3回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword